この夏の猛暑、酷暑に体がついて行けず、気になっていても庭の草木の手入れができず、伸び放題荒れ放題で、まるで空き家状態になってしまいました。
９月に入っても酷暑が続き、観測史上最も暑い9月になりました。
さすがに10月に入ると、嘘のように急に秋らしくなってきましたが、すぐに秋祭りが始まります。
お祭りまでには、なんとかしなくては、急いで草を刈り、枝を切り払い、なんとか間に合い、人の住んでいる家の庭ようになってきました。
すぐ近くに住んでいても顔を合わす機会が少ない中で、地元の人と｢おはようございます」｢まだ暑いねー」と交わす何気ない言葉が心地よく感じられます。
ネットやSNSなどでは悲しいニュースや誹謗中傷するような心ない言葉が飛び交っていて悲しくなります。そんな状況の反対側にあるのが地元のお祭りです。
電波もスマホもいらない顔の見える人間関係は本当に安心できます。
お祭りには、幼い頃から続いている夢のような時間と体験が詰まっていて、ささやかな喜びや体験を積み重ねていくことが、きっと豊かな人生に繋がっていくのだと思います。
みんなが、また来年までのそれぞれの時間を生きていき、再会するのが楽しみです。

　　　　　令和５年11月１日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　営業総務部課長　奥村静男