「ありがとう」
2023/03/01

施工部副部長 皆川秀人
皆様におかれましてはお元気でご活躍のことと存じます。
さて、3月9日はタイトルにもある「ありがとう」の日だそうです。
ご存じのように「ありがとう」は漢字で「有り難う」と書きます。
これは「有り難し」が変形した物で、本来起こることが出来ない出来事、あり得ないこと、非常にまれなこと、と言う意味だそうです。
言葉には不思議な力があるそうで、食べ物に「ありがとう」や「美味しいよ」と声をかけ続けると美味しくなったり腐りにくくなったりするそうです。反対に悪い言葉をかけ続けるとまずくなったり腐りやすくなったりするそうです。そう考えると自分が発する言葉は自分が一番聞いているので、普段の言葉使いは自分の人間力の成長に大きく影響を与えていると思ってしまいます。感情そのものを直ぐ言葉に出してしまう私としては日々反省です。
このブログ作成を良い機会と捉え、今後はなるべく良い言葉を使っていきたいと思います。
まずは、感謝を伝える「ありがとう」と言う言葉をしっかりと伝えていきたいと思います。
今までを振り返ってみると私は日常の生活の中で現状に感謝することがなく、そうなることが当然という感覚で生活してきました。まさしく「ありがとう」の反対言葉である「当たり前」という感覚で人と接してきたように思います。このコロナ禍で自分を取り巻く状況が大きく変わり、当たり前と思っていたことが当たり前に出来なくなったり、健康で当たり前と思っていた家族(自分も含め)がコロナに感染し苦しんだりと、出来て当たり前、健康で当たり前と思っていたことが全く当たり前の事ではなく全てのことに「有り難し」と感謝しなければいけないことだったと考えさせられました。そして、いつも支えてくれている人達に感謝してこなかった事に後悔をしました。今では些細な事でも感謝の気持ちを伝えるためになるべく「ありがとう」と言葉にするように心掛けています。
「ありがとう」の言葉は、人間関係の潤滑油とも言われているそうです。
照れずに面倒くさがらずに相手に伝える事で良好な人間関係が築けるのではないかと思います。最後に読んだ本から一部紹介させて頂きます。[誰しも、今日と同じ日が明日も繰り返されると思う。今日、誰かと出逢い、話し、笑い、食事をして、仕事が出来る。こんな当たり前だと思うことが、本当は奇跡の連続なのだ。「有ること難し」生きて、出逢う、と言う奇跡の連続に「ありがとう」を言わずにはいられない。]
長文乱文になりましたが最後までお付き合いいただき有り難うございました。
施工部副部長 皆川秀人

「感謝」
(社内掲示の書画)

「ありがとう」の日に
読みたい本

「随処為主」
(令和5年自分づくり行動指針)