「自分と電気工事」
2022/09/01

施工部 望月一樹
9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続いています。事故等起こさないように、集中力を切らす事無く、安全第一で作業を続けていきたいと思います。その集中力ですが、たった6分間の運動を続ける事で高まるという事が実証されています。それは、スウェーデンでの実験の話になりますが、まず、通常の状態で心理テストを行い、その後、4週間にわたり毎日6分間の運動を続けた後に再び心理テストを行い、それらを比較すると運動後の方が集中力が高まり、テスト内容が向上したという結果が出ているそうです。この結果から人間は運動後の方が集中力が高まる事が認められたそうです。毎朝、ラジオ体操や軽い運動をしてから仕事を始めれば集中力がアップし、スムースに作業が進むのではないでしょうか。
さて、話は変わりますが、今なお続くコロナ渦の中、どこかに出かける事が少なくなっています。先日、実家の倉庫を片付けている時に、15年程前に使っていたスケートボートを見つけ、またやり始める事にしました。20代前半の時の様なトリックは出来るわけがなく、ただ普通に乗る事から始め、プッシュ、ターン、チクタク、マニュアル、と少しずつ出来るようになってきました。今は、オーリーという前足を上げてジャンプするトリックを練習しています。オーリーが出来ないと、次のステップにはいけないという程、大事なトリックです。
思い起こすと、20代の時は1ヶ月以上、毎日のように同じ練習をくり返し行っていたように思います。トリックを決められた時の爽快感や達成感は本当に気持ちがいいものです。
現場作業も同じだと思います。外構の埋設配管から始まり、アース打ち、スラブ配管、建て込み配管、幹線ケーブルの布設、そして内装の仕上げに伴い器具の取付、送電、そして各所の確認をした後お客様に引き渡されるように順番があります。本当に地味ですが、コツコツ作業を積み重ね、電気がついた瞬間には、何とも言えない達成感、爽快感、満足感を得る事が出来る。それが電気工事の魅力だと僕は思います。
これからも、達成感、爽快感、満足感を感じながら、無事故・無災害で高品質の施工を行っていきたいと思います。


