「努力すれば目標にたどり着ける」夢ある若者に続けた支援
2021/04/12

ニコラスさんと小澤社長
ニコラスさんは、ブラジルで生まれ、幼少期に来日し、日本で育ちました。
子供の頃からサッカーに情熱を注ぎ、将来はプロサッカー選手になることを夢見てひたむきな努力を続けてきました。しかし、結果としてプロデビューは叶いませんでした。
プロサッカー選手への道が潰えたニコラスさんが次に興味を抱いたのはトレーナーの仕事でした。サッカー選手としての活動中、怪我をした選手を親身になって治療する姿に憧れ、19歳で静岡医療学園専門学校の夜間部へ進学しました。夜間には勉強し、昼や深夜にはアルバイトで学費を賄う学生生活を送っていました。彼の話を聞き、2018年4月から松川電氣の奨学金として、学生1名につき月8万円の支援を実施しました。
「努力すれば目標にたどり着ける」と小澤社長自ら背中を押し、無事ニコラスさんは目標を達成しました。
「多くの人に支えられたからこそ得られた結果です。これからは自分も誰かを支える立場となれるよう努力します」とニコラスさん。今後さらに、支援の輪が広がっていくことを願っています。
これから医療の現場で彼が羽ばたいていけることを心よりお祈りいたします。
合格おめでとうございました。

社員との集合写真

中日新聞4月13日掲載記事より

卒業おめでとうございます