年頭所感
2016/1/1

昨年は、格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
御陰様で弊社は、この厳しい経済環境の中でも一年間に渡り高品質の工事を提供させて戴くことが出来ました。これもひとえに社員ひとり一人の努力はもちろんの事、御家族、協力業者の皆様、並びにお取引戴いておりますお客様の御支援の賜物と感謝申し上げます。
昨年を振り返りますと、東京オリンピック開催における新国立競技場建設費用の問題や、ロゴマークの盗作疑惑・建設基礎の杭打ちデータ改ざん等々、日本人として築き上げてきた信頼を失う、あってはならないことがおきており、企業姿勢・人間の質の低下が問われています。
本来あるべき企業の姿は、ひとり一人の大きな努力で小さな成果を積み重ねる事が一番お客様の為にするべき事ではないでしょうか。日本人として世界に誇れる心の文化を大切にし「世のため人のため」にそして我々を支えてくれるすべての人々の為に、ひとり一人が大きな努力を出来る人間でありたいと願います。
また、今年は2011年3月11日東北地方を襲った未曾有の東日本大震災から早5年を迎えます。被災された方々の日常生活も大変厳しく私達と同じく日本の地に生活しているとは思えない状況にあります。
一刻も早く、生活基盤を整備し、安心して眠りにつくことが出来る安らぎの場を持っていただきたく切に願うものであります。
私達が今すべき大切なことは、日本人として一個人として決して忘れることなく、被災地や、被災された方々に寄り添い末永く支援していくことのように思います。今年度も全社員一丸となり、お客様から御用命戴いた工事を大切に施工させて戴き、「企業の盛衰は人が制し、人こそが企業の未来を招く」ことを胸に刻み、少しでも社会に、また地域に貢献出来るよう努力していく所存であります。
結びにあたり、今まで以上の絶大なる御支援、御協力をお願い申し上げ、年頭にあたりましての御挨拶と致します。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
平成二十八年 元旦
松川電氣株式会社
代表取締役 小澤邦比呂