静岡県立浜松視覚特別支援学校教職員研修のご報告
2024/12/19

静岡県立浜松視覚特別支援学校教職員研修
2024年12月19日(木)、静岡県立浜松視覚特別支援学校の五十嵐正吾教諭・鈴木秀俊教諭の教職員研修の一環として、弊社松川電気の4名が学校を訪問いたしました。今回の研修では、ミドルクラスリーダーとしての意見交換を主軸に、非常に有意義な話し合いを行うことができました。
弊社からは、施工部主任および社会貢献活動部のリーダーと副リーダーである大石と星野が、それぞれの責任ある業務内容についてお話ししました。また、営業総務部主任の岩田は、五十嵐教諭・鈴木教諭と同じく視覚にハンデを抱える立場から、自身の経験を踏まえた業務遂行の工夫や、日々の仕事の中で感じるやりがいについてお話ししました。営業総務部の松川からは、営業総務部および社会貢献活動部としての多岐にわたる活動内容や、講演やイベントを通じて学ばせていただいた経験についてお話しし、ミドルクラスリーダーとしての理想の姿や目標についても触れさせていただきました。
意見交換の後には、五十嵐教諭・鈴木教諭のご案内のもと、学校内施設を見学しました。各クラスで使用されている教材や教育の方法について説明をいただき、中には弊社が過去に寄付させていただいた人体模型も活用されていることを知り、感慨深いものがありました。特に印象的だったのは、実際の動物に似せて作られた大きなぬいぐるみが置かれた部屋で、視覚にハンデを抱える方々がこれらの教材を通じて形状を理解するプロセスについて学んだことです。視覚が当たり前に使える世界とは異なる視点から物事を捉える貴重な体験となりました。
学校見学後には、五十嵐教諭と鈴木教諭による按摩施術を体験しました。施術を通じて、指圧時の着眼点や疲れにくい技法、また生徒たちへの教育方法についてのお話を伺うことができました。このような技術と教育への真摯な姿勢には、改めて敬服いたしました。
今回の研修を通じて、業務における責任感や多様な視点からの学びを深めるとともに、私たちが日頃から目指している社会貢献活動や社員教育にも新たなヒントを得ることができました。今後も、静岡県立浜松視覚特別支援学校との交流を大切にしながら、双方にとって実りのある活動を継続してまいります。
五十嵐教諭・鈴木教諭、そして静岡県立浜松視覚特別支援学校の皆様、貴重な機会をいただきありがとうございました。

五十嵐正吾教諭より施術の様子

静岡県立浜松視覚特別支援学校

鈴木秀俊教諭より施術の様子